公正かつ正当なご意見を頂戴いたしましたので、この場をお借りして訂正及びお詫び申し上げます。

散々、伊藤のジェラート熱を取り上げてまいりましたが、フィレンツェで美味しくないジェラートを食べることになったのは、私 鳥飼が、人ごみで疲れてしまい、手近のジェラート屋を伊藤に唆したためでございます。大変失礼いたしました。えへへ。

さてさて、イタリアで今回一番美味しかったのはEatalyでいただいたモッツァレラチーズでしょう。Eatalyはドゥオモから見て北、セレクトショップとして有名な10 corso como の近くに位置するスーパーマーケットです。伊藤が体調不良で寝込んでしまう前のお昼に立ち寄ったのですが、スイス在住の廣瀬さんが案内してくださいました。ちょうどお昼時だったので、ここのレストランでランチをいただくことに。実はこちらには星付きのレストランもあるとのこと。日本で考えるスーパーとは違いますね。

上の階へと上がっていくと、廣瀬さんが呼び止めます。「これ、見てください!ここのモッツァレラ、本当に美味しいんですよ。」すかさず一斉にスティクを手に持ち、頬張ります。美味しいぃ〜!!!!ホテルでいただいたモッツァレラも日本でいただくものより数段美味しかったけど、この味の違いは何!?と言うほどの、絶妙な塩気と食感。香り高いチーズの風味とほの温かい出来立て感があいまって、お口の中で水牛さん達がハーモニーを奏でています🎵その隣ではおじさんが湯気の出る鍋から白い物体を、モッツァレラの名の通り引きちぎっているではありませんか。イタリア語で引きちぎるという言葉が由来になっていて、熟成させないフレッシュチーズに分類されるのだとか。あー、美味しい。買って帰りたいけど、2日しか保たないそうです。そんな我々の葛藤をよそに、今日スイスのご自宅に戻る廣瀬さんはちゃっかり買って、悪気もなく微笑んでいるのでした。今思うと、コモ湖に持って行って、そこのホテルで皆さんと食べればよかったと思うのですが、その時は食関係と少し微妙な立ち位置におりまして、柔軟な発想ができなかったのです。皆様、ヨーロッパの主要都市にはEatalyのショップがいくつかありますが、ぜひミラノでこのモッツァレラを召し上がっていただきたいと、強くオススメします!

さて、そんな興奮冷めやらぬ中、ちょっとランチは軽めにしましょう(これいつものおきまりの伊藤からの提案なのですが)ということで、カジュアルなレストランにしました。提案と実行には乖離がつきものです。写真を撮り忘れたようですが、こちらのレストランもとても美味しかったですよ。牛の頬肉の煮込みやボッタルガのパスタ(カラスミですね)、少し塩気が強いお料理もありましたが、みんなでシェアしながら、やはり最後にドルチェ、と伊藤が注文するのでした。あまり乗り気じゃないながらも渋々いただくのですが、美味しいんですよね。食べられちゃう。人体の不思議。アップルパイもとても美味しくいただきました。

お腹も満たされ、下の階に降りますと、ついにありましたジェラートのお店。願ったり叶ったりで誰かさんが勢い込んであれこれ注文します。私はさすがにいただかなかったのですが、確かVenchiではなく、その隣のジェラテリアだったのかな。美味しかったみたいです。皆さん満足していただけましたか?途中から若干つらそうに召し上がってましたが、胃もたれにはご注意ください。

さて、レジ前の広場に果物やトリュフまで売っています!どれも香りが強く、美味しそう。イチジクを試食させていただきました。これが美味しいのです。今までイチジクがお好きでなかった方も、大好きとはまっていらっしゃいました。コモ湖に行く車の中で食べましょうね、と購入することにします。ヨーロッパの果物はどれも味が濃いですよね。ホテルの朝食でいただくフルーツもどれも美味しいですから。イタリアは食が豊かだなぁ。やはりこれだけの品揃えを維持するには、日本のように廃棄もしているのだろうか。ざっと見渡して見ても、特に傷んでいるものもないし、量もたくさんある。気になって調べてみると、イタリアではフランスに続いて、廃棄する食料品をチャリティに寄付し、貧困層に分けることを推奨する法律ができたのだとか。国をあげて食品ロスに取り組むイタリアはやはり豊かな考え方を持っている国なのですね。

さて、次の日はハイヤーでコモ湖に移動します。ひっそりと静かな場所で心落ち着く時間を過ごすこともたまには必要ですよね。お楽しみに。続く。